吉田 太一の創意挑戦

“環境づくり”で、
現場をより良く動かしていく。

施工管理をするなかで何より重要だと感じるようになったのが、相手の立場に立って考えるということ。施工管理という仕事においては、実際に作業をする職人さんとの信頼関係がもっとも重要です。彼らと普段からコミュニケーションを取り、仲を深められていれば、こちらの要望も快く受け入れてくれ、それを受けて逆にこちらも職人さん側のことをもっと考えられるようにもなりますし、当然その逆もありえます。だからこそ、できるだけ良い循環を生んでいくような “環境づくり”も施工管理の重要な仕事といえますね。仕事だけの関係、といった割り切った付き合いではなく、極端にいえば、オン/オフ問わず交流することで初めて分かる職人さんの性格や特徴もあったりします。一緒に仕事を進めていくなかで意気投合して、ご飯に連れて行ってもらえることもありますしね(笑)。そういった意味でも、やっぱり、人と人との関わりがものをいう仕事なんだと思います。これからもそうした良好な関係性を築き上げられるスキルを身に付けながら、最終的には所長として、現場を取り仕切られるようになりたいと考えています。でも今は、まだまだ具体的にこんな現場に携わりたいとかは見えていません。元々あまりこうありたいというような将来像を持っているタイプではないんです(笑)。でもだからこそ、今は本当の意味で「仕事そのもの」に向き合えているのかもしれないですね。ひたむきに仕事に取り組むことで、新しい自分が作られていく。そうしたことの繰り返しで成長していければいいんじゃないかなと思っています。

さらなるやりがいを
見つけられる場所。

もともとモノづくりについて学べる大学校で建築を専攻していて、キャリア支援担当の方から当社を紹介いただいたことが入社のきっかけでした。しかし当時は明確な仕事のイメージを持っていたというわけではありませんでした(笑)。現場を経験するなかで、少しずつ仕事の取り組み方や、やりがいを見つけていければ、という感じでしたね。ただ実際の現場では、その都度求められる知識や動き方も変わるため、初めはやはり分からないことだらけでした。そのなかでも先輩や職人さんの仕事ぶりをきちんと観察し、実行していく。そうした現場に根ざした学び方を積極的に実践してきたからこそ、今、施工管理者として必要な力を少しずつ身に付けることができているんだと思います。施工管理者として、工程全体を見ながら、常に次のフローを想像しつつ、職人さんが作業に取り掛かりやすくするための段取りを組んできちんと下準備をする。それが実際に巧を奏して職人さんがうまく効率的に作業ができているのを見ると「やってよかったな」と感じますね。また、直接的な施工管理業務ではありませんが、枠組み足場の図面作成が必要になった際、学校でCADを用いた図面作成を学んでいたこともあり、やらせてくださいと手をあげると、実際に任せていただいたこともありました。主体的に取り組んだ分、任せてもらえる範囲も広がる。会社全体としてもそうしたアグレッシブな姿勢を評価する風土があります。そんな風土があるからこそ、これからも挑戦を続けながら、さらなるやりがいも見つけることができると思っています。

RECRUIT